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ネガティブリザルト論文を紹介。流行るのだろうか。

科学研究のネガティブな結果も、研究財産の一部である。かのエジソンも「私は失敗していない。1万通りのダメな方法を見つけただけである。」って言っていますしね😼

♬ (ノ´ω`)ノ 記事のトピック (,,•ω• و( و" ♪

 ネガティブリザルト(negative result)とは

ネガティブリザルトを一言で言えば、科学研究の「仮説と異なる結果」のことです。

こうなるはずなんだけど、既存の理論との整合性が・・!
研究室の過去の結果と矛盾!
その他諸々、事情があって表に出てこないのでしょう。

これらが論文になると、
(書き方は悪いですが)研究成果が闇に葬られないので、研究費が無駄にならない!
同じ研究を他の研究者が行わなくて済む!

メリットがいっぱいあります。

その他、ネガティブリザルトを報告するメリットについては、
下記のサイトで見てみてください。

正直、研究者の方々からすると、
自分の予想と異なる論文を報告するのは大変そうですけどね😥

https://www.enago.jp/academy/publish_negative_results/

 ネガティブリザルトジャーナルの一部

Positively Negative (PLOS One)
The Missing Pieces: A Collection of Negative; Null and Inconclusive Results (PLOS One)
The All Results Journals
ACS Omega (ACS Publications)
F1000Research
PeerJ
Journal of Negative Results in Biomedicine
Journal of Negative Results – Ecology and Evolutionary Biology
Journal of Articles in Support of the Null Hypothesis
Journal of Pharmaceutical Negative results
https://www.enago.com/academy/top-10-journals-publish-negative-results/

よくわからない雑誌から出ているかと思いきや、
PLOS OneとかACS Publicationsとか、有名どころが出しているようです。

少し読んでみました。
「通常はXXのように仮説を立てるが、それに反してYYのような結果になることを証明する。」といった書き方をしています。
ネガティブな印象はなく、むしろ革新的な印象を与える書き方で上手ですね。
カテゴリーはネガティブリザルトですが、実際はネガティブな印象は受けませんでした。

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