投資に関する格言（アメリカ）

投資がメジャーな国といえばアメリカですよね
そんなアメリカの投資に関する格言を紹介ます。😼

【記事のトピック】

"Buy low, sell high"（低く買って高く売る）

あたりまえ、だから重要。
投資家は、株式などを安値で購入し、その後高値で売却することを目指します。
良いタイミングで購入し、価値が上昇した時に利益を確定することが求められます。

"Time in the market beats timing the market"（市場に時間を費やすことがタイミングを追うよりも重要）

この格言は、投資家に市場の長期的な成果に焦点を当てるよう忠告しています。
市場のタイミングを完璧に見極めることは非常に難しく、多くの場合失敗します。
代わりに、市場に時間をかけて積極的に参加し、長期的な成果を追求することが重要です。

"Diversification is key"（分散投資が鍵）

投資を幅広い業種や分野に分散させることで、ポートフォリオ全体の安定性を高めることができます。
これにより、個々の投資による損失が全体の成果に与える影響を軽減できます。

"Invest in what you know"（自分の知識に基づいて投資する）

この格言は、自分が理解し、熟知している分野や業界に投資することを推奨しています。
自身の専門知識や経験を活かして投資することで、より的確な判断ができます。
チャートや指標だけでトレードする手法もありますが、何をやっている会社かも分からずに投資するのは得策でないのは明白です。

"Do your due diligence"（徹底的な調査を行う）

この格言は、投資前に情報収集や調査を行うことの重要性を指摘しています。
投資先の企業や資産について、財務状況、業績、競争状況などを詳しく調査し、リスクや潜在的なリターンを評価することが重要です。

“Bull markets are born on pessimism, grow on skepticism, mature on optimism and die on euphoria.”(強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく)

最近で言えばコロナショックの様な超弱気相場で、株を購入するJohn Templetonの格言です。
コロナから持ち直している2023年7月現在は、どの段階でしょうか？
答えがわかるのはまだ先か。。難しいですね。

1. 市場が総悲観となった局面が、強気相場の出発点になりやすい
2. 先行きに警戒感や疑い（懐疑）が残るうちは徐々に上昇（回復）を続ける
3. 警戒感が薄れ楽観的になったころは、相場の天井圏が近い
4. 市場が総強気や幸福感に浸っているときに、上昇相場が終わることが多い
   https://media.rakuten-sec.net/articles/-/27135

個人的に好きな格言（日本）

「頭と尻尾はくれてやれ」です。
中長期トレード向きの考えですね。

ありがちな負けパターン

負け思想１：　株価上昇→もっと上がる！？→保持。
負け思想２：　株価が落ちる→もっと下がる！→(含み益あるし...)売ったら損？→きっと上がる！ 負け思想の結果：　大きな含み損OR塩漬け
投資で負ける時のあるあるパターンですね。
負け思想1,2だけだと、利益確定のフェーズが無いので、大抵は負けますよ。（言うは易く行うは難しってやつです。） 含み損が膨れ上がる前に損出しをして、損益通算するようにしましょう(^_^;)
含み損が莫大になると損益通算しにくいです。細かい含み損は潰しやすいですよ

投資にあたって

投資には個別の状況や目標に合わせた戦略が必要です。
投資の前提は、将来は不確定　です。
投資は、将来を読む力より、状況への対応力が重要だと感じます。
そもそも、将来読める人間なんていません（インサイダー取引は違法です）。 投資は損も得も当然にある世界なので、全体で勝てるようバランスを取る力を身につけると良さそうです。

ウォーレン・バフェット　賢者の名言365 (かや書房)