今更ながら、マダムシンコさんの「止まない雨はない」を読んだので、感想を書いていきます🐣
まず、読む前の印象。
TVで見ているイメージから、御本人は派手、ど派手、とにかく派手、そして、アニマル柄のイメージ(^_^;)
ちょっと古いかも知れないけど、一昔前の大阪のオバチャンのイメージというか・・。
これらのイメージは遠からずでしたが、
幼少期から想像以上に苦労されていたようでびっくりしました。
冒頭にもWikipediaにも記載がありますが、大阪出身じゃないのも意外でしたね。
まさしく、食うにも困る状況から、挫折を繰り返し、現在のポジションを作ったのがよくわかりました。
文章も読みやすく、一気に読めます。
読み終わると、一回くらいバームクーヘン買ってみようって気持ちになります。
ものを売るにはストーリーが必要と、なにかの記事で読みましたが、
ストーリーを知ると、本当にその商品に興味が出てくるものなのですねw
とにかく甘い！って口コミを見るので、なんとなく買っていませんでしたが、今度試してみようかな。
・・・なんで、バームクーヘンより先に本買ったのだろうｗ
本の中で、心に残っている言葉は下記です。
・年を取って流す涙は人を幸せにする、若いときの涙は不幸になる。
・怖いことや不安なことをそのままにしておくとずっと続く、それを断ち切るために踏ん張らなければならないことがある
・主張したいことがあるなら、世間の土俵に乗る必要がある
・悩んでも、何もしないと意味がない
・人間って不思議なもの、もう起き上がれないと思っても、やっぱりきちんと起き上がっている。
・教えられたことは忘れてしまうが、身についたものは忘れない
・金をたくさん持っていても、親孝行することしない子がいる
「止まない雨はない」から部分的に抜粋
最後、ナンバーワンにならないとだめだ と記載されていますが、
それは多くを抱えるマダムシンコさんだからなのでしょうね。
一番驚いたのは、マダムシンコさんがやっていた店が燃えて、お金がなくなってからの再起。
銀行も誰もお金を貸してくれない切羽詰まった状況。
そのとき、見つけたフランチャイズの案内。これしか無い！と残った200万円でフランチャイズの店を始め、
バームクーヘンで有名なマダムシンコ開店へとつながる布石としたそうです。
ん？っておもいました？
私は、本を読んでいて思いました。
・・・残った200万円でフランチャイズの店を始めた。
サラッと書いてるけど、
これ、できます？
1年の生活も危うい、、、ハローワークへGO！
ってなりません？
この辺が、根っからの商売人？と雇われ根性が染み付いた人間の違いなんでしょうね🐱
